伊藤忠など4社、宮崎県日向市で5万kWの木質発電2022年3月着工、2024年11月完成予定

摘要

伊藤忠商事、大阪ガス、東京センチュリー、東京エネシスは、4社の共同出資による事業運営会社「日向バイオマス発電株式会社」を設立し、宮崎県日向市の細島工業団地内において、5万kWのバイオマス発電所を建設•運営することを決定した。発電所は2022年3月着工、2024年11月の完成を予定している。事業への出資割合は、伊藤忠商事35%、大阪ガス35%、東京センチュリーが25%、東京エネシス5%。発電燃料の木質ペレットは輸入材とし、また国産木質チップは近隣地域の山林で排出された間伐材•未利用材を原料とする。輸入燃料の一部には必要に応じパーム椰子殻も取り入れる一方で、燃料の使用量のうち国産チップの割合が1割程度となる。発電した電力はFIT制度にもとづき九州電力送配電へ20年にわたり売電する。