消費税の取り扱いが焦点に浮上健保連、'肩代わり案'阻止へ活動強化

摘要

これからの社会保障の財源をどうするか。ここに来て、小泉・安倍の両政権下では事実上、封印されて いた消費税の取り扱いをめぐる議論が活発になってきた。10月22日には「安心できる社会保障・税制改 革に関する政府・与党協議会」が発足。近い将来の消費税引き上げが現実味を帯びてきそうだ。目前の来 年度政府予算編成に向けては、政管健保国庫負担の“肩代わり案”が組上に。健保連は、10月11日の常 任理事会で当面の取り組み方針を策定。何としてもこの案を阻止すべく、11月14日の「健康保険組合全 国大会」で反対姿勢を内外にアピールしたほか、その後も各方面への働きかけを強めていく方針だ。