理念と行動規範で目覚めた社員たちどん底から再生し成長率20%を持続

摘要

米国で生まれ、今はインドに拠点を持ち、最先端のIT製品を世界に販売するゾーホーグループの日本法人「ゾーホージャパン」(横浜市)は、2001年の発足以来、業績が好調だつた。主力製品の通信事業者向けネットワーク運用管理システム「WebNMS」は、最新技術と低コストが評価され、NTTや日立、三菱電機など、名だたる大手企業が導入。ー般企業や官公庁向けのIT運用管理製品「Manage Engine」、中小企業向けのIT化.業務効率支援クラウドサービス「Zoho (ゾーホー)」も高いコスト競争力を武器に普及が進んでいた。だが、順風満帆の経営は世界を覆った経済危機によって、ー変。08年のリ ーマン•ショックだ。