阪神国際港湾株式会社

摘要

令和2年度は新たな中期経営計画のスタートとなる重要な年度となります。当社も設立から5年半を経て、これからは新しいステージに挑む時期になつています。「港の信頼性」と「港の利便性」という言葉は、当社にとっても、阪神港にとっても、とても大切な言葉だと考えています。先述しましたが「貨物があれば船は来る。船が来れば貨物は集まる」という基本を忘れずに、阪神港のプロフェッショナルとして、従来の発想や慣習に捉われず、阪神港の利便性をより高める提案を国や、神戸市、大阪市に積極的に働きかけ、実現していきたいと考えています。単なる「運営会社」ではなく、その枠組を超えた存在（Virtual Port Authority）として、俯瞰的に大阪湾を見る、全体的な発想で阪神港の発展を図るために、国、神戸港、大阪港の港湾管理者と協力して様々な取り組みを進めるとともに、船社、港運事業者をはじめとする港湾関係者の皆様とも手を携えながら、より良い阪神港とするための取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いします。