建設機械の溶接・接合技術にかかわる生産現場力

摘要

（社）日本建設機械工業会がまとめた建設機械需要予測によると，国内は民間設備投資の増加と機械の更新需要により微増を維持し，加えて輸出が全地域向けに堅調に推移することから，補給部品を除く本体合計の出荷金額は2007年度に初めて2兆円を突破するとしている．2003年度に輸出が国内を上回って以来，両者の差は拡大し国内工場は海外生産拠点に対して品質のみならずコスト面でも優位性を示さなければ生き残れない状況となりつつある．