英政府、エネルギー政策に合意、電力市場改革の実施へ

摘要

英国の連立政権でエネルギー政策の合意が成立し、11月終盤にはエネルギー法案が下院に提出されることになった。2014年までには、基本的な電力市場改革が実施される見通しである。英国では、発電容量の5分の1に当たる発電施設がこの10年の闇に老朽化で閉鎖される予定であり、低炭素社会への移行を、エネルギー供給を維持しつつできるだけ低コストで進めるには、施設の更新などインフラの整備に1100億ポンドの投資が必要になるという。