京極発電所 励磁室の設計·施工

摘要

当社は京極発電所新設工事の平成22〜23年の検討において，電力需要を取り巻く環境変化に対応するため，2•3号機の可変速化および主回路機器構成の変更を決定した。既に掘削済みの地下発電所内には，計画変更で必要となる2•3号機の励磁装置を設置する場所を確保できないことから，新たに励磁室を設ける必要が生じた。本稿では，地下発電所や地質（断層）を考慮した励磁室の設計ならびに補強対策を含めた施工結果について報告するものである。