令和3年度学科試験問題と解説1級電気工事施工管理技術検定試験受験講座第1回

摘要

図のように，真空中に，一直線上に等間隔r[m]で，-4Q[C],2 Q[C],Q[C]の点電荷があるとき,Q[C]の点電荷に働く静電力F[N]を表す式として，正しいものはどれか。ただし，真空の誘電率をε_0[F/m]とし，右向きの力を正とする。設問を解説する前に，静電気力の理論的な事象を説明する。二つの点電荷があるとき，その間には静電気力(クーロン)が働く。二つの点電荷の電気量をQ1[C],Q 2[C]とし，両電荷間の距離をr[m]とすると，その間に働く静電気力Fは，次の式で表される。