ジョンソンタウン内の屋外空間をみhなの居場所にするワークショップパークレットに注目して

摘要

パークレット期間中に固定式ビデオカメラを設置し、人々のアクティビティを計測した。全体としてはパークレット地点に最も人通りが見られた。パークレットを利用した人々の滞在時間と行為をみると、飲食をしている人の滞在時間が長く、休憩のみの利用者の滞在時間が短いという結果だった（図３）。　パークレットの成果として、駐車帯をパークレットに変えた結果、車の空間が人の空間に変質し、ジョンソンアベニュー全体の雰囲気がよくなったことが挙げられる。課題として、パークレット利用者は想定よりも少なかったことが挙げられる。ジョンソンタウン内には個別の店舗が専用の屋外テーブルや椅子を用意しており、パークレットも同様に来街者から気軽に利用してはいけないと感じられたことが原因として考えられる。