米代川水系阿仁川支川小又川一森吉山ダムー

摘要

ダム建設は，その河川流域に大水害をもたらrnしたことがきっかけで，施行されることが多rnい。昭和47年7月9日，秋田県を流れる米代川rn一帯は，イ氏気圧による戦後最大の大洪水に見舞rnわれ，甚大な被害を被った。7月10日付の秋田rn魁新報には「米代川はんらん、能代に大被害rn堤防決壊、流れる住家　豪雨全県を襲う　ニッrn井中心部も水没」，7月27日付の同新報「豪雨rn被災者に税を減免　臨時県会開き可決　ダムのrn必要痛感　被災者に救援策を行なう」と報道さrnれた。このときの洪水流量はニッ地点で6800rn㌦／Sで，その被害は家屋の流出・倒壊等rn10951戸，田畑i受水8288ha，公共被害は822箇rn所，被害額135．6億円に及んだ。この大水害をrn機に，米代川の改修計画が見直され，併せて水rn害から流域の人々の生活を守るために，米代川rn水系阿仁川右支川小又川に森吉山ダムが計画さrnれた。