徳山駅周辺整備事業(徳山駅前賑わい交流施設•徳山駅北口駅前広場)

摘要

徳山駅は、山口県内有数の拠点駅であり、高速バスや多くの路線バスが乗り入れ、港も隣接する公共交通結節点である。本巿は、この徳山駅周辺を核として中心市街地が形成されているが、郊外への大型店の進出や、消費者ニーズの多様化等により、商店街の空洞化が進行していた。そこで、駅前に市の玄関口としての賑わい、憩いの空間を創出するために、本事業を行ったものである。構想時から9年間、14回にわたり徳山駅周辺デザィン会議を開催し、景観に配慮した一体感のあるデザィンで、市民の要望の多い施設を計画した。