10年で215基　浄化槽市町村整備に新規着手下水道2処理区の概成受け、個別処理に本腰

摘要

北海道標津町は今年度、実施中の特環公共下水道の実施エリアを除く全町を対象に、浄化槽市町村整備推進事業に新規着手した。対象区城内には約500戸の未整備家屋があるが、事前の意向調査などに基づき、ひとまず24～33年度の10ヵ年で215基の浄化槽（BOD除去型）を設置する目標を掲げる（24年度は40基を施工済み）。また、個人負担で設置済みの合併浄化槽も約90基が稼動しているため、町が一体的に維持管理できるよう、無償での寄付を住民に呼びかけており、すでに半数の45基が町に移管されている。