H27建設改良費に前年度比1.09倍の約155億円出島バイパス、古川Pの建設工事が本格化

摘要

堺市の27年度下水道予算の概要を紹介する。下水道建設改良費は前年度比1.09倍の154億9557万8000円。施策別では、「汚水整備」が同1.03倍の40億6130万円、「雨水整備」が同2.16倍の78億5030万円、「地震対策」が同0.55倍の13億8810万円、「高度処理」が同0.30倍の1億5000万円、「改築•更新」が同0.45倍の9億4160万円となっている。施策別に主な事業を見ていくと、汚水整備では、日本下水道事業団(JS)委託により26年度から進めている百舌鳥深井汚水線(φ 1500、 L=3.8km、シールド)の建設工事に引き続き取り組む。この工事は処理区の再編を見越したもので、石津処理区から泉北処理区に処理量を振り分けるための汚水管を整備する。事業期間は26〜28年度の3ヵ年。