国際見本市にも転換期•中国の方向性が反映: 「2013国際造紙科技展覧会」に有力サプライヤーが多数参加

摘要

中国の製紙産業が大きな転換期にあることは9〜14頁で概観した業界動向からも理解され，今後は従来のようなハイスピードの成長を期待できそうにない.とは言え，中国が世界でもっとも注目される巨大市場であり続けるのは間違いない.成長形態が量から質へ，生産優先から環境対応へと軌道修正されるなかで，機械•資材•薬品に対するニーズは次第に変化し，サプライヤーの中国市場での製品展開にもそれが反映されていくはずである.