品質•作業標準化と生産効率化を追求: 年始会で2019年の活動方針を表明

摘要

日本印刷産業機械工業会は1月17日，東京都港区の東京プリンスホテルで2019年年始会を開催した.冒頭挨拶に立った宮腰巖会長（写真，㈱ミヤコシ会長）は，印刷産業機械市場の現状および今後の見通しと，工業会の取組みについて大要次のように述べた.2018年の印刷産業機械市場は，先進諸国におけるデジタル化にともなうぺーパーレス化進展，新聞•商業印刷•出版などの印刷物総量減少により設備投資に慎重な姿勢が見られたものの，国内においては先端設備および段ボール•軟包装等パッケージ分野向けの設備投資が堅調に維持され，輸出も中国をはじめィンド，ASEAN諸国向けが好調に推移したことから，生産金額は国内生産•輸出生産ともに前年比増となった.