首都圏中央連結自動車道（八王子JCT～あきる野IC）事業の概要

摘要

首都圏中央連絡自動車道（以後，「圏央道」）は，都心から半径およそ40～60kmの位置に計画されている全体延長約300kmの高規格幹線道路であり，完成することにより東名高速，中央高速，関越道，東北道，常磐道，東関東自動車道などの都心から放射状に伸びる高速道路が環状に連結し，首都圏の広域幹線道路網が形成されることになる。平成8年3月に青梅IC～鶴ヶ島JCT間（延長19.8km）が圏央道初の供用区間として開通し，平成14年3月には日の出IC～青梅IC間（延長8.7km），平成15年3月につくばJCT～つくば牛久IC間（延長1.5km），平成17年3月にあきる野IC～日の出IC間（延長2.0km）がそれぞれ供用開始している。