中国横断自動車道姫路鴅取線

摘要

中国横断自動車道姫路鳥取線（以下，「姫路鳥取線」 という。）は，兵庫県姫路市を起点として，岡山県を 経て鳥取県鳥取市に至る延長約86kmの高速自動車国 道であり，国土の普遍的な開発を図り，産業の立地振 興及び国民生活領域の拡大を期するとともに，産業発 展に不可欠の基盤である全国的な高速自動車交通網を 形成する国土開発幹線自動車道として建設されるもの である。 姫路鳥取線は，道路法（昭和27年法律第180号）第 3条の2，高速自動車国道法（昭和32年法律第79号） 第6条及び道路整備特別措置法（昭和31年法律第7号） 第2条2の規定に基づき，当初は有料道路として，日 本道路公団（当時）が建設大臣（当時）から施行命令 を受け事業を施行していたが，播磨ジャンクション（以 下，JCT）から山崎JCT間においては，民営化により 西日本高速道路株式会社（以下，NEXCO）が業務を 引き継ぎ事業を施行しており，佐用JCTから西粟倉 インターチェンジ（以下，IC）間及び智頭IC～鳥取 IC 間については，平成15年12月25日に開催された国 土開発幹線自動車道建設会議の議を経て，平成16年1 月30日付けで高速自動車国道法の規定に基づく整備計 画の変更があり，通行無料の新直轄方式で整備するこ とが決定し建設が進められている。