東京港コンテナ埠頭施設における予防保全型維持管理

摘要

東京港は，首都圏の輸出入コンテナ貨物量の約6 割を担うなど，首都圏4千万人の生活と産業活動を支える国際貿易のメインポートとして基幹的な役割を果たしている。外貿コンテナ取扱量は，平成10年から連続して我が国の首位を維持しており，平成23年には，過去最高の414万TEU（速報値）を記録し，国内港湾で初めて400万TEU を超えるなど，着実に取扱量を伸ばしている。このうち，当社管理のコンテナ埠頭では，9割以上を取扱っており重要な役割を担っている。