建築用タワークレーンのトイレとその処理方法 ＜タワークレーンに電気式燃焼トイレが設置され運転環境が向上した＞

摘要

建築用タワークレーンの電気品室（運転室・電気rn品室の一体構造型）に、電気燃焼トイレが設置されrnたのは、超高層ビル建設に大型のタワークレーンがrn開発された、昭和の60年代から平成の初期の頃と時rn期が重なっている。この頃のタワークレーンは、クrnレーン能力の大型化とともに、運転者の安全運転をrn推進するため、運転室内の作業痍境の改善・改良をrnめざしていた。rn　主なものとして、運転室形状の改良・運転室内のrn機番性能と操作性の向上とともに、機器配置も見直rnした。さらに運転者の利便性も考慮して、クレーンrnマスト内に昇降エレベータを設置し、突発的なクレrnーン運転作業の延長に対応する運転室内・休息用のrnベンチも装備した。そして運転者にとって大事なrn大・小便処理装置として、米国で考案され輸入品のrn電気燃焼トイレを採用することに決めた。rn　これまで、タワークレーンに設置されるトイレは、rnほとんどが小用のポリタンク形式のものであり、こrnのトイレ構造では発生する臭気を抑えきれず、運転rn者の作業環境を低下させていた。しかも作業終了時rnには、そのポリタンクを持って、クレーン下まで降rnりて廃棄処理しなければならなかった。rn　この電気燃焼トイレは、小便のみなら、大便まrnでも電気で燃焼処理し、処理後の焼却灰だけを週1rn回程度、廃棄すればいいもので、運転者の利便性のrn向上ともに、処理作業の煩わしさをもなくし、運転rn作業に集中できる環境に改善された。rn　近年、バイオ式という新しい方式のトイレが、タrnワークレーン用に開発され設置されている。コスト、rnメンテナンス，使い勝手において、電気燃焼トイレrnとは違う特徴を備えているようだ。本稿では建築用rnタワークレーンに、設置された電気燃焼トイレを主rnに記述し、さらにバイオ式というトイレについても、rnその概要について紹介した。