パナソニックの放送用ライブスイッチャー

摘要

当社のビデオスイッチャー事業は、1965年のアナログビデオスイッチャー開発から始まる。以後、デジタル化、HD·マルチフォーマット化といった大きな技術変革をリードしながら、約半世紀の長きに渡って、映像制作のコア機器であるスイッチャーの開発•商品化を行ってきている。特に2000年初頭から始まる国内地上波デジタル化の動きにあわせ、2002年に商品化した大型(3ME/4ME)スイッチャーAV-HS5300シリーズは、お客様のご要望を存分に取り入れたライブ操作性と当社の技術を集大成した高機能により、国内で高い評価を得、多くのお客様にご利用頂いている。次いでAV-HS5300をベースとした中型(2ME)スイッチャーAV-HS5200を展開する一方、2006年以降は、「放送品質を業務用に」というコンセプトの下、大型スイッチャー開発で築き上げた高品質な映像制作環境をローコストで実現するコンパクトスイッチャー商品群(AV-HS400、AV-HS450、AV-HS410、AW-HS50等)を開発し、業務用市場をターゲットにグローバル展開してきた。これらコンパクトスイッチャー商品群は、文教·イベント·企業·公共施設といった業務用市場はもちろん、映像品質•信頼性の高さから放送市場でも使っていただいており、業界内で一定の地位をグローバルレベルで確保したと考えている。