内閣府戦略旳イノベーション創造プログラム（SIP)「次世代農林水産業創造技術」「次世代機能性農林水産物·食品の開発」公開シンポジウム〜夢の進展と社会実装

摘要

2016年12月5日、有楽町朝日ホールにおいて442 名余りの参加を得て標記の公開シンポジゥムが開催さ れた。SIPは、内閣府総合科学技術·イノベーション 会議が指令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野 を超えたマネジメントにより、科学技術イノべーショ ンを発揮するために創設された国家プロジェクトであ る。現在、日本経済再生に寄与し得る、世界を先導す る11プログラムの1つ「次世代農林水産業創造技術」 により、最高の知識産業としての農林水産業を再生-創出することを目指している。このプログラムの課題 の1つが脳機能活性化や身体ロコモーション機能改善 等に着目した「次世代機能性農林水産物·食品の開発」 で、4つのコンソーシアム（「脳機能活性化コンソーシ アム」「身体·食品機能研究コンソーシアム」「時間栄養· 運動レシピ開発コンソーシアム」「ホメォスタシス多視 点評価開発グループコンソーシアム」）から構成されて いる。昨年に続き、今年の公開シンポジウムでは、研 究成果の社会実装として、「農林水産物·食品の基礎 研究とヒト介人試験研究」「食品因子の基礎研究とヒト への橋渡し研究」「機器·技術開発」のテーマで報告が なされた。