「自動車整備技術の高度化検討会」国交省が報告書を公表

摘要

国土交通省は、8月25日に「自動車整備技術の高度化検討会」の報告書を公表。スキャンッールの使用状況を明らかにし、新たな標準仕様案と活用のための教育を提示した。同検討会は、自動車整備事業者の整備技術の高度化を目的に2011年に設置された。事業者が備えるベき整備設備や、人材育成体制の拡充方策について検討し、12回の検討会やアンケート調査を行ってきた。「事業者におけるスキャンッールの使用状況等の調査」の結果、整備事業者のスキャンッールの普及率(推計値)は78%であった。また整備事業者は汎用型のスキャンッールが、ハイブリッドシステムに対応したものにしてほしいという要望が強いことがわかった。