神奈川県立がんセンター

摘要

災害時には100時間運用可能な燃料を確保地方独立行政法人神奈川県立病院機構発注によるBTO方式のPFI事業。運転免許試験場の移転とあわせ、二俣川地区の段階的な県有施設の建て替え計画の一環で、旧がんセンターの向かい側にある運転免許試験場の試験コースの一角に移転新築を行った。50床の外来化学療法室と1フロア2看護単位（100床)、合計415床の病棟を持つ本がんセンターは、病棟はもとより、リニアック4室等からなる放射線治療を含む全ての診療機能と管理部門や臨床研究所、エネルギーセンターを備えた管理研究棟含めたー体免震構造とすることで、地震時の診療持続性と安全性の高い施設とした。屋上には100kWの太陽光発電パネルを設置し、災害時は100時間運用可能な燃料の確保を行っている。