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摘要

「初音の調度」とは千代姫婚礼調度の総称を指します.千代姫は三代将軍家光の長女で，寛永16年（1639），わずか満二歳で尾張徳川家二代光友にお嫁入りしました.千代姫の婚礼調度は，日本一豪華な嫁入り道具といわれる徳川美術館の代表的所蔵品の一つです.貝桶や鏡台，棚などの蒔絵調度を中心に，染織•金工品など総計70件が国宝に指定されています.今年は徳川美術館開館80周年にあたり，その記念すべき春季特別展として，全点を一挙に公開いたします（同美術館のホームぺージぉよびブログから抜粋）.詳細は徳川美術館へお問い合わせください.