空調?衛生技術者のための電気設備入門（3）動力設備（動力制御盤と設備機器との関係）

摘要

動力設備とは，電気エネルギーを機械エネルギーや熱エrnネルギーに変換する設備を意味する。建築物の中で，そのrn動力負荷（接続される機器）は空調衛生設備関係のポンプ，rnフアン，圧縮機と，建築物の規模により異なるがエレベーrnタ，エスカレータなどの搬送動力設備，ちゅう房機器，電rn動シャツタ，立体駐車場などの建築付帯動力設備や，建物rnの使用用途による専用動力負荷（工場機械用，実験研究rn用，医療機器用）などがある。一般ビル建築の動力負荷でrnは，空調衛生設備関係の負荷が，その大半を占めているとrnいってもさしつかえないほどである。したがって，電気設rn備の中の動力設備は，空調衛生設備の技術者にとって最もrn関係の深い設備といえる。動力設備の設計とは，それぞれrnの負荷の容量と設置される場所に合わせて適切な電力を供rn給することであるが，電力をいかに効率よく，安全に，供rn給?制御するかが重要である。本稿では，空調衛生設備担rn当者に関係の深い部分の動力設備について述べる。