スホーイCyxon ジェット戦闘機の系譜（10）: 第Ⅲ世代ジェット戦闘機（4）

摘要

1967年7月9日のモスクワ・ドモジュドヴオ空港での航空ショーで公開された新型軍用機の中に、Su-7の主翼の外側を可変異に変換した機体が飛行した。この機体には［フィツターB］というNATOコードネームが付与されたが、同時に公開された本格的な可変翼を有するミコヤンOKBの洛11／1（MG-23PD）［フロツガーA］に比べると、可変翼も翼幅の半分くらいしかないこの機体はいかにも試験研究機という印象であったため、さして注目も浴びなかった。