摘要
要旨
第1章 序論
1.1 はじめに
1.2 先行研究
1.2.1 『蒼き狼』をめぐる論争
1.2.2 井上氏の作品における女性像と女性観
1.3 問題提出と本稿の立場
1.4 本稿の目的と研究方法
第2章 井上靖と成吉思汗の人物投影の分析
2.1 孤独感の心理転移
2.1.1 井上靖の孤独感の形成
2.1.2 成吉思汗の孤独感についての分析
2.1.3 孤独感の転移完成
2.2 欲望の心理投影
2.2.1 井上靖の創作欲についての分析
2.2.2 成吉思汗の征服欲についての分析
2.2.3 欲望の転移完成
2.3 愛情観の心理転移
2.3.1 井上靖の愛情観の分析
2.3.2 成吉思汗の愛情観の分析
2.3.3 愛情観の転移完成
2.4 井上靖と成吉思汗との関係についての分析
第3章 『蒼き狼』の女性に対する井上靖の心理分析
3.1 母親の覚悟を持つ女性に対する井上靖の心理分析
3.1.1 母親の覚悟を持つ女性の言語行為分析
3.1.2 母親の覚悟を持つ女性の人物投影
3.1.3 母親の覚悟を持つ女性に対する井上靖の認知
3.2 反抗意識を持つ女性に対する井上靖の心理分析
3.2.1 反抗意識を持つ女性の行為分析
3.2.2 反抗意識を持つ女性の人物投影
3.2.3 反抗意識を持つ女性に対する井上靖の認知
3.3 家庭観念を持つ女性に対する井上靖の心理分析
3.3.1 家庭観念を持つ女性の行為分析
3.3.2 家庭観念を持つ女性の人物投影
3.3.3 家庭観念を持つ女性に対する井上靖の認知
3.4 まとめ
第4章 結論
参考文献
附录 详细中文摘要
謝辞