阿蘇大橋地区斜面崩壊対策工事におけるUAV写真計測の活用事例

摘要

平成28年4月に熊本地方を襲った震度7の地震に より発生した阿蘇大橋地区斜面崩壊において，2次 崩壊発生に対する安全性を確保し現地立入禁止区域 で安全に効率よく測量調査•設計•施工を行うこと が要求された.このような状況下で崩壊斜面の変化 や施工状況把握を，UAV (Unmanned Aerial Vehicle)に よる垂直および斜め写真を用いSFM(Structure from Motion)解析により3次元数値表層モデル（DSM ： Digital Surface Model)を作成し，効果的に測量調査• 設計を行い無人化施工機械による工事を 「i-construction」により実施した.