習志野市における人口密度と公共施設集積面積量の関係性:公共ストックを利用した施設再編計画

摘要

習志野市における公共施設配置の現状が概観できた。都市計画地域の違いやまちの発展経緯が異なることもあり、各コミュニティの施設設置のレベルに違いがみられた。市内の人口当たりの施設面積を平均値と比べることによって、施設供給の過不足をみた。供給過の場合は、施設の維持管理費の増加につながる。また、施設の必要性はその地域の人口構成によって必要性が異なってくる。老朽化の程度も視野に入れて、施設再編の基準作りが必要である。明らかとなった習志野市の施設整備課題を以下に示す。