OACIS:大規模問題における進化計算の実行管理

摘要

大規模問題において,目的関数計算プログラムを進化計算プログラムから呼び出す負担や得られた解を参照·比較する負担は無視できほど増加する.そのため,大規模問題における進化計算の適用において,目的関数の計算呼び出しやその結果の管理は,進化計算プログラムから切り離すことが望ましい.本発表では,”Organizing Assistant for Comprehensive and Interactive Simulations”(OACIS)の利用により,進化計算プログラムの実行と大規模問題の実行とを分離し,研究者の負担を軽減することを提案する.