水素ステーション用水素圧縮機の開発

摘要

将来の燃料電池車の普及のためには、水素供給ステーションにおける水素圧縮機の高効率と信頼性向上が必要とされる。本開発においては、普及期の容量とされる300Nm~3/hの大容量で吸込み圧力0.6MPa、吐出し圧力100MPaの水素圧縮機を設計·製作し検証試験を実施した。その結果、全断熱効率、水素ガスの清浄度などの開発目標に対して目標を満足する結来が得られた。普及期の大容量で吐出し圧力100MPaの高効率水素圧縮機が製作可能なり、将来の燃料電池車の普及に貢献できると考えている。