超音速境界層における長波長の主流乱れの遷移に及ぼす影響

摘要

低波数（長波長の）にエネルギーピークを持つ主流乱れを流入撹乱とした超音速境界層遷移DNS の実行により，以下のことを確認した．1.x<300?*inの範囲においてkmax=0.5（波長λ=4πδ*in）の主流撹乱が最も形状係数の低下を促進した．2.スパン方向計算領域に対し，主流乱れのエネルギーピークの波長の10 倍未満のスパン方向計算領域.長さにでは計算領域の長さの影響が現れる．