交流制御真空遮断器の開極試験法の改良

摘要

今回作成した補助装置によって直流制御遮断器専用であった開閉極試験器を交流制御遮断器にも使用できるようになり、試験配線が簡略化され、開極時間もデジタル表示できるようになった。開極時間の表示は補助装置の動作で約6msの遅れが生じるが、表示時間から差し引くといった簡单な計算で済み、補助装置を作成する前と比べ交流制御遮断器の開極試験を短時間で効率よく行えるようになった今後とも現在の点検方法に問題意識を持ち、電気設備障害の撲滅を目指し努力していく所存です。