継電用マルチプラグのワゴ端子化

摘要

初期導入から長年仕様の変更がされてこなかった「マルチプラグ」の作業における課題を解決すべく、開発コンセプトを配線作業の「システムチェンジ」(脱ハンダ・施工品質の向上・施工時間の短縮)を目標として「継電用マルチプラグのワゴ端子化」に取り組hできましたが、それぞれの目標を達成できたことで理想とする製品を作り上げることができました。今後、JR東日本殿で導入が可能であるか検討をしていただきますが、導入が可能となれば、製品化を進め、生産性の向上を図りたいと考えています。また、高崎線籠原駅、東北本線東鷲宮駅で発生した高抵抗地絡事故の信号設備復旧において、多くの時間を要した中のひとつがこの「マルチプラグ」のハンダ付け作業でした。今後、ワゴ端子化したマルチプラグが導入されれば、これらの復旧時間の短縮も可能であると考えております。