地上390mにおける環境配慮型技術の有効性の検討(第1報）「風」「熱」が持つエネルギーのポテンシャル

摘要

「風」を利用した小型風力発電機の発電量の比較では、「熱」を利用した他の技術に比べ、高さのポテンシャルによる発電量の増加率は最大となったが、一次エネルギー削減量として比較すると小型風力発電による削減量が最も小さく 、外気冷房による削減量が最も多くなつた。高さ毎の比較では、各省エネ技術の発電量•エネルギー削減量は地上390 [m]が最も大きく、地上390 [m]で「風」と「熱」を利用した技術を利用することの有効性が確認された。