高温超電導コイル·バルク体および強磁性体を用いた磁気浮上システムの特性

摘要

永久磁石、HTSバルク、強磁性体レールを用いた永久磁石基本モデルの案内領域特性と浮上安定領域の両立を目標とし、3種の材料を組み合わせたモデルの浮上力および案内力の電磁界解析を行った。 まず、案内力特性の改善を目的として対面配置モデルの電磁界解析を行い、図4のy方向にずれが生じた際の磁力解析を行った。結果として永久磁石基本モデルにおいて働いていた非案內方向の磁力は案内方向の磁力へと方向が反転し、良好な案内特性を得ることができた。