不明電柱基礎の深さ確認用測定器の開発

摘要

2015 年4 月12 日(日) 山手線 神田・秋葉原間で電化柱が倒壊した。この事故をきっかけに，電車線路支持物の工事において支持物の強度検討の重要性が見直され，JR 東日本では検討結果の審査を行っている。支持物の強度検討を行う際に，電柱の基礎形状を把握し，検討条件を整備することが必要となるが，記録が残っていない等の理由で基礎形状が不明な（不明基礎）箇所についてその形状を把握することが課題となっている。