極低温用浮上型モータの基礎特性

摘要

超電導体にパルス着磁を導入することにより回転追従特性が向上した。ロータに内蔵している超電導体の捕捉磁束密度分布からも着磁電源電圧が350Vのときに回転追従特性が最も良いことがわかつた。磁気軸受を用いたモータを作るために液体窒素中での非接触回転実験を行い，3,000rpmのときx,y方向変位はそれぞれ0.05 mm, 0.2 mm程度と十分小さいことが分かった。