酸化グラフェンを用いたPVDF·ポリスルホン水処理膜への抗菌活性付与

摘要

膜を用いた水処理技術にぉレ、て、バイオファゥリングの発生が問題となっている。抗菌活性を持つ酸化グラフェン(GO)による膜表面の改変は、バイオファゥリングを効果的に抑制できる可能性がある。GOは膜表面に固定され抗菌作用を発揮するが、ポリスルホン(PSf)やポリフッ化ビニリデン(PVDF)は化学反応性が乏しい材質のため膜改変は困難である。本研究では、ベンゾフエノンを架橋剤とした改変困難な膜表面へのGO固定技術を開発し検討した。