接地線への分流電流を検知する風車雷撃検出装置

摘要

近年の特徴的な風車の冬季雷事故は2013年に集中して 発生した。ブレードの一部が飛散するなど，公共の安全確 保の観点上懸念される事故が相次ぎ，風力発電を含む新エ ネルギー発電設備に係る事故対応•原因究明及びこれらに 基づく技術基準の改正等を検討するため，平成26年2月， 経済産業省に「新エネルギー発電設備事故対応•構造強度 ワーキンググループ」が設Rされた。その後，冬季雷地域 では，「雷撃検出装置の施設」等，落雷事故の低減対策を明 確化する「発電用風力設備の技術基準の解釈」が、平成27 年2月6日に改正された。