S2　「いま、もっとも注目のワイン産地北海道」:ワインクラスター北海道による地域活性化への取り組み

摘要

「日本ワイン」は、かっての「国産ワイン」とは認識も品質も大きく異なっている。そのなかでも北海道産ワインは産業クラスターの中核として、北海道の経済活性化や新しい食文化の創出にっながることが期待されている。 宮城県仙台市の出身で、受験年齢最年少でソムリエとなった私が、北海道のワインのポテンシャルに惹かれて2000年に北海道のワイナリー初のソムリエとして小樽市に移住した当時からの想いや活動を振り返りつつ、日本最大のヨーロッパ系葡萄の生産地でありコストパフォーマンスの高さからも注目されている北海道のワインの現状と今後ますます期待される「ワインツーリズム」、「ワインと食のマッチング開発」への取り組みを紹介します。