取得容易な建物仕様に基づく熱負荷推定法に関する研究

摘要

推定精度の簡易検証により空調スケジュールが推定精度に関係していると考えられる。曜日の影響の事前検討として熱負荷散布図を平日と休日に分けて推定を行うことで推定精度向上の可能性を見出した。本推定法は使用目的によっては推定精度が求められないが、引き続き精度向上のための検討を行うこととする。課題として、曜日別の補正式の整理とそのときの推定精度の確認、データベース外の建物へ の適用が上げられる。