住宅公団初期テラスハウスの構造改編実験の概要一3: 武庫川女子大学の改修住戸工事の結果

摘要

「今，私たちが住むならどうするか」を話し合い，『繁がり』をコンセプトとし，女子大生2人のシェアハゥスの提案を行った。好奇心旺盛な女子大生には人との繋がりは欠かせない。そこで，1F (図一1)東側住戸は，以前は植が生い茂り閉鎖的であった北側アプローチ空間にはデッキを設け，内部空間に立ち寄りやすい動禅とした。また，2Fの一部分の床を撤去し，とても開放感がある土間空間となり，光や風を感じられ，様々な活用が可能である。