せh断パネル及び張力材を有する口ッキング架構の耐震性能 その1: E-ディフェンス鋼構造建物実験研究 その55

摘要

転倒モーメントによる構造体柱脚部の浮き上がりを許容し長周期化による入力低减と建物自重の位置エネルギーによる瞬間入力エネルギーの吸収を意図するロッキング架構の研究が数多く行われているなど。しかし,高次振動モードや柱脚着地時の衝撃荷重の影響等，その動的挙動には解明すべき点も多い。本研究では，汎用慣性質量装置(テストべッド)を用いて同システムに対する大規模震動台実験を実施し，地震入力下におけるロッキング架構の動的性状を分析し，その耐震性能を評価する。