環状2 号線建設による新橋虎ノ門地区における都市空間の変化

摘要

本研究では新橋・虎ノ門地区の建物用途変更と画地(敷地)形状の変更を分析した。1989 年から2007 年と2007 年から2019 年のどちらの期間においても、画地形状の変更が行われている箇所のほとhどは建物用途の変更も行われていた。対象地区は環状2 号線の開通に伴い、大規模な画地の統合が進hでいること、それに伴い建物用途については、1989 年から2007 年の間に空地への変更が多く行われていること、2007 年から2019 年の間に新橋駅に近い地区では建物用途変更（画地変化なし）が多く行われていることが確認された。