イサム ノグチ'PLAY GROUND'の景観論的研究V～ノグチの制作における「大地」 その2～

摘要

イサム·ノグチを現代のランドスケープ·ア一キテクトの初発の一人として，制作的視点からRiverside Adeie Levey Memorial Playgrouna' (以下，ALPG)プロジュクトの分析を行なう第五報である。前稿では，ALPG(1961-67)における本質的なコンセブトとも言うべき「土地」なるものを明らかにするためにも，ノグチ自身の「制作」についての思いをインタビュ一形式で語つた"ISAMU NOGUCHI ESSAYS AND CONVERSASION"'ARTISTS IN THEIR OWNWORDS: ISAMU NOGUCHI BY PAUL CUMING' (Harry N.Abrams, Incorporated, 1994，以下『INEC』とする)に注目し，「土地」に関連するフレーズのうち特に重要と思われる箇所には下線を付して言説を抽出し，资料化を行なった。