大規模円形仮設山留（SMW)の計画、設計と施工 (その2 施工•計測管理）

摘要

煙突基礎の山留工法として、SMWによる円形無切梁工法を採用し、掘削に際し安全管理の目的で計測機器による測定を実施した。計測の結果、山留の変形状態はその—1で示した設計と類似であつたが、その絶対値は設計値の1/3程度であり、目標とした日常管理値以内であった。絶対値が設計と比較して小さな値であった諸因子としては、1.施工時の積載荷重が小さい2.側圧係数が0.5以下などが考えられる。