SOAP/UDDI/WSDLによるB2Bシステム構築の一事例

摘要

インターネットの普及とともに，ネットワークを利用して企業業務活動全般を電子化するCALSが発展してきた。近年は，そのCALSの中の電子商取引(EC)が世界規模で展開され、その電子商取引システムを実現する技術としてJavaをベースにしたクライアント-サーバ技術が用いられてきた。我々は，特定の相手先との電子商取引とともに，必要に応じて取引企業を選定できるXML技術をベースにしたSOAP/UDDI/WSDLを用いた動的な電子商取引システムの研究開発を推進し，その開発を通して問題点を明確化し，その解決を提言してゆく。