都市型環境配慮住宅における暖冷房負荷削減手法の検討その2 暖冷房負荷と温熱環境

摘要

1) 吹抜けを有する3 階建て住宅では、主な空調室を2 階に配置することが暖冷房負荷軽減に繋がる。2) トロンブ壁を設置することで温熱環境は向上する。熱輸送により、非暖房室の温熱環境改善が可能である。3) 非空調室である廊下・空調室間の扉は閉鎖せず、吹抜けを閉鎖することで、温熱環境を維持することと同時に暖冷房負荷の軽減が可能である。