転換機構を有するVTOL UAV の研究: Tailless Quad Tilt の飛行実験

摘要

マルチロータ型UAVは小型軽量で垂直離着陸性能に関する研究（Unmanned Aerial Vehicle）（中村他, 2000, 羽沢他, 2006, Castillo, et al., 2005, Hoffmann, et al., 2007, Bristeau, et al., 2009, Courbon, et al., 2009, Puls et al, 2009)が盛んに行われている．これらによって，アウターロータ型ブラシレスモータの小型大出力と高性能化した各種センサの組み合わせによる安定した姿勢角推定と，高性能マイクロコンピュータによる姿勢制御が可能となった．これにより，近年様々な分野への応用が期待されている．